古屋農園の白桃
よつやの桃として、10年以上も仕入を続けている
山梨県は「古屋農園の白桃」、その名も蜜桃。
その甘さのワケは、こだわりの農法や糖度に秘密がありました。
こだわり その1.糖度1~2度の違いにこだわる!
3代目、古屋貞一さんと4代目。
減農薬や育て方に「とことんこだわった」おかげで、白桃の味は確実に良くなりました。減農薬の土作りに時間をかけたり、陽当たりがより良くなるように工夫されている事が「糖度の1~2度アップ」につながったようです。
通常、おいしいと言われる白桃は糖度は11度くらいで、10度だとありきたりな甘さになってしまうのです。だから「この1~2度の違いというのがとても大切なのです」とおっしゃるのは古屋農園の3代目・古屋貞一さん。
将来は最低でも15度くらいの糖度が出るような品質の高い白桃をめざしているそうです。
こだわり その2.「一枝一実農法」にこだわる!
古屋農園の白桃の美味しさの秘密は、「一枝一実(ひとえひとみ)農法」にあります。これは、その字の通り一つの枝に一つの白桃を実らせることをイメージしたものです。
通常は一つの枝に2~3個の白桃を実らせることが多いのですが、白桃をひとつだけにすることで養分を集中させ、甘くて大きなものに育つのです。
また山梨県の中でも峡東地方と呼ばれるこのあたりは、とても肥沃な土地であることや、南向きで陽あたりの良い傾斜地であることも大きなポイントです。
こだわり その3.減農薬! 堆肥と草生栽培にこだわる!
すべての果物に通じる事だですが、鮮度の良いしっかりした白桃づくりには、やはり土づくりが一番大切です。土がしっかりしていれば、木もしっかりと育つ。しっかり育った木には、しっかりした美味しい実がなります。
そういう考えのもと、10数年前から牛糞や鶏糞などを交えた堆肥を使うようにしているのだろか。また農園内で草を育て、刈り取ったものを肥料として使う草生栽培にも取り組んでいるそうです!
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