この度、当店オリジナルの島原そうめんが完成いたしました!
手延べそうめんと言えば、島原は生産量の約3割を占めるほど有名な地です。
そもそも島原素麺の始まりは、時代を遡ること360年以上も昔のこと。かの有名な島原の乱によって農民が激減してしまったため、農村を復興させるべく移民を全国より募り、小豆島からの移民がそうめん作りを広めたことに始まります。
島原の地は温暖な気候なため、そうめん作りに適しており次第に産地として発展していきました。
当店のオリジナル素麵も、数々のトップブランド生産を占める島原にて、現代の名工と名高い麺技能士・陣川利男氏に監修をお願いし作って頂きました!
「手延べ」そうめんの名のごとく、ひとつひとつの工程を手作業で麺を延しては熟成させ、延しては熟成させとじっくり時間と手間暇をかけて作られていきます。その作業工程の様子は店内に写真ともに掲示してありますので、お時間に余裕のある時に、是非一度お目にかけてみてください。
また手延べそうめんのあの繊細な細さとその細さからは想像のつかない強いコシを是非一度、味わってみてくださいね。 あ、補足ですが来たる7月7日の七夕は「そうめんの日」でもあります。
中国の故事によると、七夕に索餅(そうめんのルーツとのなるもの)を食べると疫病にかからないとされていたため、これにのっとり日本でも平安・鎌倉時代の七夕の儀式で索餅は欠かせない供物とされてきました。無病息災を願って食されてきたそうめんで七夕の日の食卓を飾ってみてはいかがでしょうか…?
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